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駄文その1 タチコマ。

9月1日より、スカイパーフェクトチョイス160にて
攻殻機動隊S.A.C. Solid State Societyが公開されますよね。


私の攻殻についての主な情報源はクロマさまの徒然趣味ブログなのですが。
やはり気になるのはタチコマが復活するのか否か。


というワケで(?)タチコマについてつらつらと語ってみようかと。
思い込みも多分に含まれます。ついでに考察でもないので、読まれる方はお気を付けて!!


▽駄文・タチコマのつづきはこちらから。。。

そもそもタチコマは、TVシリーズ用に創られた、いわばオリジナルキャラクターなんですよね(案は士郎氏。
士郎氏が、原作キャラで死んでないキャラは死なせないで。
っと仰った為に、タチコマばかりが居なくなってしまうのが悲しい限りですが、攻殻におけるもう一つの重要エピソードがタチコマだと言っても過言ではないと思うんですよ。

A.I.でありながら、「個」を獲得し、遂にはゴーストをも獲得した。
S.A.C.からGIGを通してタチコマを見てると、小さな子供が自己を確立していくような。。。そんな感じで。





人形使いに出会わなかったら。。。という、パラレルワールドであるS.A.C.の世界においてもゴーストがテーマなのかな、と思ったので、その辺りを少々。

私の復習も兼ねて。
ゴーストとは
 オリジナルと寸分違わぬ肉体を、義体という形で作る事はできるようになっても、そこにゴーストは宿ることは無い―
 この事から逆説的に存在が証明された「個」を限定する因子のことを「ゴースト」と呼んでいる。
 現在使われている言葉として近い意味を持つのは”魂””霊魂”などである。
 他人との区別より自己を限定するもの、自分を自分として証明する証拠である。

(攻殻機動隊公式サイトより)


で。


GISで、ゴーストについて気になる少佐の言葉。
もしかしたら自分はとっくの昔に死んじゃってて、今の自分は電脳と義体で構成された模擬人格なんじゃないか・・・。
いやそもそも初めから〈私〉なんてものは存在しなかったんじゃないかって。
(中略)
所詮は周囲の状況で〈私〉らしきものがあると判断しているだけよ。




今の私たちの感覚からすれば、自分が〈自分〉である事を疑うなど考えられない。
自分って何だろう、と悩む事はあっても。
思春期特有。。。というと語弊があるだろうか。
今私が感じている〈私〉は、本当に〈私〉?
失礼を承知で言えば、大きな悩みを抱え込んでいて精神を病んでいるとか、そういう状況等でない限りこう悩む事はまず無い。



しかし、攻殻の世界では電脳化が進み、義体によりサイボーグ化が可能。記憶さえも電気信号として置き換え可能となっている為、「他者」になる事もできる。
人間である限りゴーストは宿ってるけれど、それは言葉の上では証明されたけれども。目に見える形じゃない。〈自分〉の存在が曖昧なのだと。


人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くの物が必要なの。
他人を隔てるための顔。
それと意識しない声。
目覚めの時に見つめる掌。
幼かった頃に記憶。
未来の予感・・・。



全身を義体化した事で、それらを持たない少佐は自分のゴーストを疑ってしまっている。
・・・もしも、コレもSSSへの伏線とかだったら本当に凄いなぁ。


確かめてみるさ。
自分のゴーストでな!



バトー、格好良いなぁ。
・・・。
んん?重たくなってきたぞ~(笑
おかしいな、こんなに真面目になる気は。。。ι







S.A.C.において、タチコマとゴースト(或いは個)についてがサブテーマなのではないか、と。

9課のサポートをする為に配置された小型思考戦車。
人工知能を搭載し、常に並列化を繰り返す事で
バトーが専用機に天然オイルを入れた為なのか何なのか。
並列化をしながらも「個性」らしきものを身に付け出す。
好奇心が非常に旺盛で、「個」を得た事と合わせて兵器としては致命的と判断した結果、ラボ送りにされる。
この「個」によるものなのか、バトーのピンチに駆けつけ、自己犠牲により彼を助ける。涙無くしては語れないストーリー。



・・・悲しくなってきたので、若干おかしな事になりだしました。
強制修正。



神様=ゼロという、何とも私の頭では追いつかない理論を出してくれたタチコマ。
多分この時にはまだ人間のいうところの「神様」は分かってなかったんでしょうねぇ。

#25でのタチコマの台詞。
神様、僕たちは何て無力なんだ・・・。

ええ、泣きましたとも。
私もタチコマと泣きましたとも。

機械であるタチコマが存在しないもの(神)にすがるのは、どんな気持ちなんでしょうか。
「学ぶ」事で経験値を上げ、「知識」を得る。
けれど、「知識」で絶望や神なんて分かるものなのか。


まぁ、アニメだからと言われればそれまでなんですが
タチコマの「個」或いは「ゴースト」の獲得、その過程を含めて、この話はコレも題材にしたかったんじゃないかな、と。
どういう風に?と聞かれると痛いんですがι

GIGで奇跡の(?)復活を果たしたのも、人気のせいだけではなく彼らが獲得したものを証明し、訴えたかったのだと思う。
こちらは自己犠牲・・・とは若干違うものの、9課員やおそらく難民たちをも救いたいという気持ちがあっての行動だったのは間違いないでしょう。
結果として自分たちのA.I.が搭載された人工衛星を落としてしまうわけだが、結果を受け入れてるタチコマの姿は何だろう。
機械だから、死が恐くないとか、そんなんじゃない。
自分たちの存在が消えてしまうその瞬間、どうして「手のひらを太陽に」が歌えるんだろう。



ある方が、このタチコマたちの行動をこんな言葉で表してくださった。
昇華
昇華―物事がさらに高次の状態へ一段と高められる事

もしかしたら、タチコマたちが先に上部構造へいっちゃったのかな。




人間ではなく、あえてA.I.―機械にこの題材を託したのは何故なんだろう。
劇場版とは違う世界を持つS.A.C.において尚タチコマのような存在を作り、リンクさせたんだろうか。
人間と機械の境が曖昧なこの物語において、タチコマが非常に重要な存在である事は間違いないと私は思う。
彼らが本当に上部構造へとシフトしたのだとしたら、少佐はタチコマたちと出会う事になるんじゃないでしょうか。。。
私もタチコマが大好きな攻殻ファンだから、純粋に彼らの再登場を期待しているけれど。
それ以上に彼らの再登場には何らかの意味を見出したい(切望





・・・いろいろ偉そうに書き連ねてみましたが、ぶっちゃけ(ぶっちゃけなくても)よく分からんのですよ。
あくまでも劇場版とTV版は同じ「攻殻」だけど、別物。
リンクしているように思うのは私も考えですからね、念の為。
S.A.C.の時にタチコマよりも、GIGの時の彼らの方がはっきりした「個」を持つようになったように、次回作でも登場するならば、きっとまた「何か」を見せてくれるんじゃないかなぁと。
タチコマの存在はTV版攻殻の看板、というか。
「笑い男」や「個別の十一人」のような主題とは別に、監督たちの伝えたい事を持ってるのは、タチコマなんじゃないかな。
まぁ、これは私の願望ですが。





一アニメーションが、何故か完全なフィクションとは思えないんですよ。最近。
たぶん、「サイボーグの衝撃」という番組を見たせいなんでしょうねぇ。
「サイボーグの衝撃」はNHKで放送された番組ですが、完全に見方が変わりましたね。
でなきゃ、タチコマはただの「好きなキャラ」で終わってたでしょうね。
見直したらその辺りも書きたいかも。
あ”-。
文才が欲しい。
・・・落ちてないかなι
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●Thanks Comments

難しいです

わざわざご紹介していただきありがとうございます。

嬉しいな~♪
やりがいがあるってもんです。

さて、ゴースト、或いは個ですが、これアニメ本編でもあまり語られてない、というか、解決してないですよね。

上部構造なんかも結局何なのか、とか。


そんなわけで、こういった考察、参考になります。

私は、難しすぎて若干投げ出してしまった感があるので、れいさまのを参考に再びよく考えてみようかなー
と思います。


文才は…
既にありますよ。大丈夫です。

From 【クロマ】2006.08.09 14:52編集

クロマさま

いつも新鮮な情報を戴いております!
未だにネットを使いこなせてない麗でございます(泣

解説・解決が無いのは、最初から次回作に引き継ぐつもりだったか、視聴者に委ねたか。そう解釈してました。
もしくは陰謀??IGさん。。。(笑
いつかは語られるのかなぁと期待もあるんですが、語られた時は、S.A.C.が終わる時なんでしょうね、きっと。
微妙にやだなぁ。。。
はてさて。

参考には・・・ならんでしょう。でもクロマさまの考察は拝見したいです!是非是非w

文才は、クロマさまのブログで学びます故、よろしくです!!!

From 【麗】2006.08.09 20:52編集

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