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陰陽師と能楽と日本神話と。

さて。
久々にネタ更新します☆
かなり長くなりそう&マニアックな箇所もあるかと。

今回のキー・ワードは

陰陽師
能楽
日本神話

で、いきます!!








陰陽師Ⅱ
昨日24日に放送された映画ですね。
主演は野村萬斎、伊藤英明
原作は夢枕獏
2003年。

舞台は荒廃し、失政の時代を迎えた平安京。
安倍晴明(野村萬斎)は親友の源博雅(伊藤英明)に頼まれ、右大臣安麻呂の娘、日美子(深田恭子)の夢遊病の原因を探り出そうとしていた。
安麻呂は、都を騒がしている鬼と娘に関連があるのではと心配する。
何も案ずることはないと言い切る晴明は、安麻呂が日美子について何か隠していることを悟っていた。
その頃都では、どんな傷や病も治すという術師の幻角(中井貴一)が評判になっていた。。。

というあらすじ。
以下「陰陽師Ⅱ」のネタバレ含みますんで。。。
OKな方のみどうぞ☆

まぁ、そんなにあらすじがあるワケじゃないんですが^^;

▽つすきはこちらからお願いします☆

今回の「陰陽師」に絡むネタは、日本神話の天の岩戸


琵琶の名手・須佐が実は都を騒がす鬼でスサノオノミコトの生まれ変わり。
彼がスサノオノミコトとして完全に覚醒する為には、最終的に姉である日美子(アマテラスオオミカミの生まれ変わり)を殺さねばなりません。
日美子に惚れ込んだ博雅が所々良い味を出しつつ(笑)まぁ日美子は須佐により殺されてしまいます。(あっさりな説明だ。。。)


父・幻角に操られながらスサノオノミコトとして覚醒した須佐は都を攻撃。
その時晴明が打った手が、アマテラスオオミカミを蘇らせるという、何とも不思議な策。
アマテラスオオミカミは天の岩戸の内にいるので、起こさねばなりません。
「ウズメが舞わねばなるまい?」
妖しいです、晴明ι
アマノウズメノミコトに扮し、天の階を登り岩戸の前で舞うわけですが。。。




ちょっぴしキモい。。。(笑
流し目!流し目!!
うん。。。

晴明もとい野村萬斎、どちらかといえば公家顔?
それで女装(若干違うけど)だからおかしくておかしくて^^;

え、萬斎は好きですよ?
ただウズメは。。。(笑


ウズメの話は後程しますが、その晴明たちを追って幻角と須佐も岩戸へ邪魔をしにきます。
須佐は博雅の笛で動けない。
幻角の攻撃をかわしつつ舞を舞い続ける晴明。神懸りになってるので若干表情が妖しい(まだ言うかι)
幻角の剣に貫かれますが、その血によりアマテラスオオミカミが目覚めます。
須佐も元に戻り、地上に戻りますが晴明は絶命寸前。幻角の術により、しばらくして晴明は目覚めますが、代わりに幻角が絶命します。



すんません、だいぶハショリました(_ _;)
内容としては面白かったと思うんですが、どーしても

晴明のウズメがっ!!

流し目がっ!!

最終的にはコレしか記憶に残ってなかったという事実も。。。



この映画、実はサークルの時に話題になりまして。
ネタはやはり
晴明のウズメ(笑


当時、私がウズメを演じるんだったのに、私は見てなかった(゜◇゜;)




さてさて、能楽ネタにいく前に「天の岩戸」と3人の神様についてのご紹介。


この話は日本神話の中で一番メジャーなものじゃないかな?

高天原におけるスサノオノミコトの乱暴狼藉を恐れたアマテラスオオミカミは、天の岩戸(洞窟)に身を隠してしまう。すると世の中は太陽を失って闇となり、悪霊が暴れまわって悪さをし世界中に災いが起こった。困った高天原の神々は、天の岩戸の前にさまざまな供え物をし、皆で集まって騒いで大笑いをしてオオミカミの関心を誘った。そんな外の騒ぎに興味を持ったオオミカミが、やがて天の岩戸から出てきた。すると世界に再び光が満ち溢れ、悪霊も鎮まり一切の災いも消え去った。


「陰陽師Ⅱ」では多少の脚色がされてるけど、元はコレを使ったようですな。



アマテラスオオミカミとは??


天照大神。
別称は天照皇大神(アマテラススメラオオミカミ)


八百万の神々の中でもトップランクに位置することから、日本の総氏神(総元締)とも言われる神。
「天照」とは、”天に照り輝く太陽”を意味します。その名に象徴されるように太陽神の女神であり、同時に日本の皇祖神としても祀られています。
太陽のエネルギーは、地球上すべての生命になくてはならないもの。太陽を敬う太陽信仰は世界中に存在します。日本では古くから「日の神」として信仰し、天照大神も、もともとはそうした素朴な「日の神」から発展した神霊と考えられています。


天照大神は、イザナギが日向(ひむか・宮城県)の阿波岐原(あわきはら)の海で全身を浄め、最後に左の目を浄めた時に生まれた神。

美しい日の神の誕生を大いに喜んだイザナギは、自分の首にかけていた玉飾りを取って、天照大神の首にかけてやり、「お前は高天原を支配しなさい」と命じました。この時一緒に生まれたのが夜を支配するツキヨミノミコトと、蒼海原(あおうなばら・地上空間と海)を支配するスサノオノミコトです。
こうして天照大神は高天原に住み、養蚕を興して絹糸の生産法や織物の技術を授け、八百万の神々を統治しました。


天照大神が太陽の女神だって事はご存知の方は多いでしょう。

では、力強い男性的な性格をも持っていた事は??
「古事記」にはそんな話もあるそうです。


地上から乱暴者のスサノオノミコトが高天原の天照大神を訪ねて来た時、大神は「高天原の支配権を奪いに来た」と警戒して、すぐさま武装して対峙しました。
その時のスタイルは、
まず髪を角髪(みずら)という男性の髪型に結い直し、左右の角髪や髪飾り、左右の手に五百もの勾玉を糸に通した長い飾りを巻きました。そして千本の矢が入るユギを背負い、五百の矢が入るユギを腹に抱え、大変な強弓を手にしました。
そうやって完全武装すると、相撲の四股を踏むようにして両足を大地にめり込ませ、地面を蹴散らしてスサノオノミコトを威嚇しました。




・・・え??ι


何で天の岩戸に隠れたの?



必要ないぢゃん!!(笑

充分強そうじゃん!!




まぁ、「天の岩戸」の神話に関しては
太陽が如何に必要な存在か
再び大神が現れる事で太陽のエネルギーが復活する

っていうのが重要はテーマのようで。

古代の人々は、太陽のエネルギーが弱まる冬至を、
太陽がいったん死んでまた蘇る日と考えていたようですな。

その時期に太陽のエネルギーの復活を願って神祭りを行う所もあるようです。
それは太陽の”死と再生”の儀式であり、死んだ太陽が再び蘇り、来年もまた穀物を豊かに実らせてくれるようにと「日の神」を祀るものです。


天照大神(太陽)と人々の暮らしを反映させた神話、という事ですな。











麗は力尽きた(ゲーム風に


・・・すいませんι

予想以上に長くなったのもありますんで、明日続きを書きます。。。
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●Thanks Comments

ほうほぅ

なんかね、日本の神話、初めって顔洗ったりどしたりするだけでなんであんなにぽろぽろ神様が生まれるのかと思ったよ・・・(笑)

四国なんて4つの顔を持つ神様(?)って書かれてるみたいだしねぇ。

そういえばこの映画、あやみ姫と観にいきました
小さい子が泣いてたのをおもいだしましたゎ・・・

From 【のん】2006.07.26 00:53編集

なるほど!

おはようございます!
私は映画館で見ましたよ~
萬斎のウズメに爆笑してました(笑)
天照大神の伝説ってそんな事まで書いてるんですね!
天岩戸から受けるのはか弱いイメージでしたが
・・・結構強そうですね。
ケンカ上等!かかってこい!…みたいな(汗)

そういえば、
今日から梅雨明けっぽいですね。
お日様のありがたさを改めて実感しました~!

From 【つばき】2006.07.26 07:44編集

のんちゃん

神話の神様は確かにぼろぼろ生まれるよね^^;ギリシャ神話もそうだけど~(笑
案外、神様の出生(?)見るだけでも面白そうだなぁ。
今度時間があったら調べてみよっかな。

四国は4つの顔の神様か!
・・・恐いカモ>_<国もそれ自体が神様なのか!知らんかった!!

映画館で見たの?私は月曜日に初めて見た^^;
映画館だったら絶対笑えないかけん、苦しかったろうな~(笑
子供よ、どこで泣いたのだ。。。
すんげー気になるんですけど!!(爆

From 【麗】2006.07.26 08:59編集

つばきさん

おはようございます!早朝からありがとうございます!

おや、つばきさんも映画館ですか。
よく考えたら、私この映画の開始を知りません;いつの間にか上映されてて終わってた、みたいな(笑
萬斎のウズメ、やはりそこウケますよね!?ある意味ツボ!!

さすがに天照はトップの神様ですからね!強くなきゃ^^;
あとは五穀起源とか国土平安の守護とか、いろいろあるみたいです。なが~くなるので、カットしましたが(笑

明けるんですね、梅雨!!
という事はいよいよ夏本番ですね☆
体には気をつけましょう♪

From 【麗】2006.07.26 09:07編集

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