松山市民能「子規…ホトトギス」

手先が冷たいです（汗
一気に冷えてきましたねぇ。
冷え性。。。とまではいきませんが、寒さに弱いのでそろそろ気を付けなきゃ。
霜焼けとかね。





昨日は帰ったのが遅かったので更新できませんでした。
ごめんなさい。
なので今日の記事は昨日の事です。
ちょっと長くなりそうなので、続きからどうぞ。



あ。
今日は地雷はありませんからねｗｗ

先日も記事にしたのですが。
３日は松山市民能に行ってきました☆

といっても２部の能からなんですけどね。（１５時開始




場所は松山市民会館小ホール。
ここは能舞台なんです。
私は今回初めて入ったんですが、時々ここでも能会が行われているようです。（プロアマ問わず。


当日券は５０００円もするんですが、誘ってくれた友人が前売券を取っててくれてまして♪
それでも４０００円はします。
さすが新作能。たった１番だけなのに高いわっ
学生２０００円だったけどね！！Σ(￣□￣;)!?やすっ

・・・友人に奢られちゃいましたけどね☆
まぁ、夕飯は私の奢りです（ﾆﾔﾘ




この日の能は新作能「子規…ホトトギス」。
実は５年前が初演だったそうです。
友人はその時もお手伝いでちょっと観たらしいんですけど、その時よりも若干手が加わってるようです。
どこがどういう風にかは分かりませんが。
この能を作った（作詞みたいなのかな？）のがシテ（主人公）を演じる宇高通成先生ですし、それもアリなんですかね。
いや知りませんが。


○あらすじ○

病で亡くなった俳人・子規を偲んで都の歌人が松山の愚陀仏庵を訪ねると、１人の老人が現れ、俳句の尊さを詠い、子規・漱石の交わりや、病を得て死に至るまでを語る。
里人の助言から、先刻の老人が子規の化身であると知り、歌人が和歌を捧げると、子規が本体を現し、俳句を愛で、舞い戯れ、今も月の都から多くの俳句の友を見守っている事を述べ、再び月に昇って行く。
【松山市民能番組より】



最初、歌人が「ツネノリ、ツネノリ」言うので、誰だよって思ってましたら、常規が子規さんの本名でした（汗



比較的話も分かりやすいので、ざっとあらすじさえ読んでいれば楽しめる能だと思うんですが。
・・・宇高先生、低音が心地良すぎですｗｗ
面越しでさらに丁度良いお声♪
笛の上手い・下手は私には分かりかねますが、お若い先生でしたので、音が途切れる事もなく、私個人としてはかなり好みの音だったのも相まって。。。
何度意識を飛ばしかけた事かorz


言い訳じゃないですが、能のリズムは体のリズム（波長？）と似てるんだとか。
ぴったりハマると凄く眠い。
夢現の、幻想的な雰囲気で能を観るのも、１つの観能方法なんだとか。


とにかく宇高先生の声は素晴らしかったです。
聞いてて惹きこまれると言いますか。
残念ながら金剛流はよく知らないので、舞いは馴染みがないんですが。


・・・大鼓、どこの流派の先生だったんでしょう（遠い目
あとで調べてみよう。うん。
いえ。いろいろと。。。ね？＾＾；





あと。
間狂言がちょっと特殊かも。
間狂言は、前場の話のおさらいだったり、ワキにその土地の伝説やら由来やらを語って聞かせて後場に繋げたりするんです。
シテが装束を着替える為の時間稼ぎとしても大変重要な時間なのですが。
今回、前場のダメージ（睡魔が。。。笑）を抜く為、ちょっとぼーっとしてまして。
妙に狂言方の先生が挙動不審だなぁと思ってみてましたら



・・・てぽどん？(゜Д゜)


・・・地下核実験？？(゜Д゜;)



アレ？時事ネタ？？
こんな世の中で能なんて舞ってて良いんだろうか。
的なセリフまでｗ
ここの部分はアドリブかッ！？



極めつけ。

舞うごとに
　　　　金が無くなる
　　　　　　　　能役者


！！(゜◇゜;)
元ネタは「柿食へば～」？？！ｗｗ
爆笑したかったのに！
その場の誰１人として笑ってなかったので、かみ殺しましたよ。
狂言なんだから良いんだと思うんですけどね＾＾；
いや～。。。
間狂言にまでツッコミたい衝動に駆られるとはｗｗ
やるな、新作能。（違っ



前場でシテは退場せず、愚陀仏庵の作り物の中へ入りました。
ここで着替えのようです。
えらく金々しいいでたちでしたが、もう気にしません。
ただ、鬘が金髪っぽいんですよね。
白頭じゃないし。。。
なんだったんだろう。


ここでも（私の脳内で）宇高先生の美声がヒート・アップｗｗ
前場で山は乗り越えたと思ってたのに（汗
正直ここまで夢の世界に片足つっこんだ事なかったので内心ショックだったんですが。。。>_<


舞、おそらく中之舞、かと。
すいません、自信ないです（汗
途中からテンポが速くなったので、急之舞に入ったんでしょうか。
・・・何だったんでしょうね☆（もはや放置。



子規さんは１００年ちょっと前の人だから、装束が合わないんじゃないか、とか。
「愚陀仏庵」の名前の由来が、漱石さんが何かにつけてぐだぐだぶつぶつ言う人だから、愚陀仏ってあだ名でそこから来たんだよーって言われたりだとか。
子規さん若くして亡くなったから、前場の老人がそうなんだと言われても。。。とか。
気になる所はいろいろありましたが、全体的にはとても面白い能でした。



会が終わったのが１７時頃でしたので、能は約１時間半といった所でしょうか。
・・・パイプ椅子はしんどいね☆
肩が凝った。。。







この日能に誘ってくれた友人は、高校からの付き合いなんですが
高校の友人たちの中で１番自宅が遠いんです。
なので普段はなかなか皆と遊ぶ事ができなくて。
せっかくなので夕ご飯は皆で！という事でぎりぎりになって召集。（迷惑だな。
突然の誘いに応じてくれた皆様、ありがとう


１８時にさらに３人と合流しまして、なんやきたやというお店へ。
友人が鍋をご所望だったのですよ♪
良い季節がやってきましたねぇ(≧∀≦)


市電の勝山町駅から歩いて２、３分の所ですから、普段行く所から比べるとちょっと遠いんですが。
こちらのお店、寄せ鍋・海鮮キムチ・カキ鍋・常夜鍋などの好きな鍋と、刺身・揚物・茶碗蒸し・雑炊orうどん・デザートが付いて３５００円から。
鍋が選べるのが良いですね。
今回は海鮮キムチ！！
カニやカキ、海老に魚と海鮮盛りだくさんｗ
そこまで辛すぎる事もなかったので、しっかり食べれましたよヾ(*≧▽゜)b
ボリュームはありますが、海鮮だから比較的ヘルシー！！（あくまで比較的・笑
まぁ、デザートにロールケーキが出ましたから、ヘルシー感は失われましたけど？ｗｗ


最近は高校時代の友人と遊ぶ事が多いですが、夕ご飯を食べながらっていうのが１番好きかも。
腰を落ち着けて、時間を掛けて話ができるし。
食欲を満たされるから、気分も良いし（笑
相変わらず皆車で来るから、結局誰もお酒を飲まないって事になっちゃうけどね＾＾；


今回は開始時間が早めだったので、場所を移動してお茶を。
移動する頃にはすっかり冷え込んでて、寒いねぇとか言ってたのに、皆冷たいコーヒーとか注文するし（笑




少人数でゆったり食事するのも良いけど、やっぱりある程度大人数でわいわいするのって良いですねぇ♪
急だったけど、声掛けて良かった☆








〈ぼやき。〉
・・・しかし。
今日のネタはカテゴリに悩むなぁ(_ _;)
能楽メインの予定だったし、「のうがく」でいっかｗ